鍾繇体
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鍾繇体(しょうようたい)は、古代中国、三国時代の魏の書家、鍾繇の字体。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c4/%E5%AE%A3%E7%A4%BA%E8%A1%A8.jpg/170px-%E5%AE%A3%E7%A4%BA%E8%A1%A8.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/92/%E9%82%84%E7%A4%BA%E5%B8%96.jpg/170px-%E9%82%84%E7%A4%BA%E5%B8%96.jpg)
概要[編集]
- 鍾繇体は隷書と楷書の中間のような書体であるが、三国時代には楷書という言葉がなく、後世の書家によって楷書に分類されたものである。鍾繇は楷書が特に後世知られており、王羲之をはじめ非常に多くの書家が学んでいて、現代でもよく学ばれている。
- 鍾繇は、呉の皇象・劉纂・岑伯然(しん はくねん)、魏の胡昭・邯鄲淳・宋翼(そうよく)・衛覬・韋誕等と共に同時代の能書家として知られている。
収拾代表作[編集]
- 宣示表(せんじひょう)
- 急就章(きゅうしゅうしょう)
- 薦季直表(せんきちょくひょう)
- 賀捷表(がしょうひょう)
- 墓田丙舎帖(ぼでんへいしゃじょう)
- 上尊号奏(じょうそんごうそう)
- 力命表(りきめいひょう)
- 還示帖(かんじじょう)
外部リンク[編集]
- 日本インターネット書道協会・書家人物事典 [1]